引きこもり二次元オタ、ジャニーズWESTを観にサマソニに一人乗り込む。

 

単刀直入に申し上げる。

 

夏が嫌いだ。

 

元も子もなさ過ぎるところからいきなり切り出して大変申し訳ない。

 

私は暑いのが本当に駄目で、どのくらい駄目かというと、学生時代の夏休みにほぼ家の外に出なかった年があったほど駄目。

決して一緒に遊んでくれる友達が居なかった訳ではない、決して。

 

そんな私が何を思ったか、いやもう何も考えず取ってしまったと言っても過言ではないチケット。

 

Summer Sonic 2023

 

誰しもが一度は耳にしたことがあるであろう「サマソニ」の愛称で親しまれている夏の一大音楽フェス。

この一大イベントに只今私が大ハマり中であるジャニーズWESTが出演するという一報が届いたもんだからさぁ大変。

 

フェスに出ている推しを、生で観られるチャンスが降って湧いて到来。

 

2022年のメトロックでの彼らの躍動というのは私がWESTにハマる前の出来事で、

DVDで「フェスに出ているWEST」というのを観たことはあっても、生で観られるチャンスというのは早々に発生しないだろうなぁ……と思っていた矢先の出来事。

 

よく考えるよりも脊髄反射で動いてしまった指先。ぽちっとな。

運良くチケットゲット。

 

と言うことで、夏嫌いな引きこもり二次元オタクが何をまかり間違ったのか陽気な夏の音楽フェスに挑むことになりました。

安定の一人で。

 

まじで人生何が起こるか分からなすぎる。

 

昨年の私に「サマソニに一人で行くよ」と聞かせたら「自分、いよいよ死ぬ?」と100の確率で言い返すだろうな。

 

夏の屋外イベントに一人乗り込む。頼りになる誰かがいる訳では無い。

もちろん誰と一緒に行こうが、自分の身の回りのことは自分で責任を持つのは大前提です。

ただ「一人参加」となると人知れぬところで倒れてしまうとガチで人生終了のお知らせとなってしまうので、チケットが確保できた5月から入念に準備してきました。

 

熱中症対策の装備はもちろん、体力作りのためにトレーニングをしたり、フェスのためのグッズを買いそろえたり……。

と、色々しているうちにハッと気付いたんですよね。

 

やってること夏コミと一緒じゃん。

 

夏コミならいったことある!

夏コミに行くつもりで準備すればいいのかそうかそうか分かったぞ~!!

と思って色々準備を重ねていったのですが実際のサマソニ夏コミよりハードでした。

 

その辺のお話はまた後ほどさせていただくとして、そんな沢山の準備を重ねた中でいよいよやって来たサマソニ東京当日!!

 

朝8時現着

東京会場の場合はWESTの出番が11時のトップバッターだったため、良いお席を確保するためにも会場には早めに到着するように設定してました。

ただ死ぬほど朝が苦手な私は7時半に駅に着くのが精一杯で、そこから歩いて会場であるZOZOマリンスタジアムに移動すると現着は8時頃となりました。

 

この段階で入場待機列がだいぶある。

 

ジャス民はもちろんですが、他アーティスト目当ての方もだいぶいらっしゃる感じで「うわぁ、これ大丈夫かなぁ……」と一抹の不安。

 

そしてそんな不安を淘汰するほどの暑さよ。

 

正直、私の場合は入場待機列で待っている時が一番暑かったと言っても過言では無かったかも。

というのも直射日光を避ける日陰など一切ない場所で1時間立ちっぱなし。

これはもう既にヤバい! と思い、ここですぐに水分補給と塩分補給をしました。

もうここで500ミリのペットボトル1本を飲みきってしまったよね。

あと日焼け止めも待っている間に塗り直し。立ってるだけなのに汗がだらっだら出てくるので!

 

早めに開場されて列が動いてくれたことが幸運でした。

ある程度の日陰がある+ステージが見やすいスタンド席も無事に確保できて一安心。

あとは水分補給、塩分補給、日焼け止め塗り直し、という行動をひたすらローテーションし、DRUM TAOさんを楽しみつつWESTの出番を待ちました。

DRUM TAOさんのパフォーマンス、よかったなー!

三味線をギターのようにガンガン弾かれているの恰好良かった~!

 

 

そしてジャニーズWEST登場

Anything Goesをアレンジし「遊ぼうぜ!」と歌いながら出てきたWESTに会場のボルテージは一気にMAX。総立ち状態。

スタンド席からでも分かるお揃い衣装がスポーツのユニフォームみたいでかわいい~!

 

このままAnything Goesから始まるのかな? と思ったら、メンバーがガッと中央に寄って来てあのポーズ。

カメラに背後の画面が映り込んでしまっているのでドロステ効果で幾重にも重なってるWESTのあのポーズ!!

しげちゃんの「せーの!!!!!!!」のかけ声。

 

ここは思いっ切り高らかに叫ぶしかない!!

 

ええじゃないか

名刺代わりの景気づけ一発はこれっきゃない!

ジャニーズWEST」と言うグループをさほどご存知ない方でも「これは何となく聞いたことある」とか「このグループなのか!」という、

分かり易さとキャッチーさにおいては右に出るものがないフェスの定番にもなりつつあるデビュー曲。

 

ただもうこの1発目から全員アクセル全開でベタ踏み。

 

もちろん彼らはライブでも終始全力投球で迫力やばいんだけど、フェスでの彼らはそれ以上のやばさ。

持ち時間というものがしっかりと定まっていて、日数も2日間のみ。

やっぱり「やれることが限られている」という明確な制約があるからこそ「ここに全て注ぎ込む!!!!!!!」という彼らの気迫が尋常ではなかった。

あの炎天下で濵󠄀ちゃんと神ちゃんのアクロバットも見事に決まり、客席もええじゃないかの振りを踊って大盛り上がり!

 

1曲目からコーレスがあるのも嬉しい仕様だったな~!

WESTの初フェスでは声出し不可だったからこそ、一層の盛り上がりというか、何よりジャス民の放つ爆音よ。

 

「ここまで来たのだから死んでも盛り上げたる!!!!!!!」というファン側の気迫も凄かった。

 

援護射撃の雨あられ

私の近くに座っていたお姉様方も待ち時間の間、暑さに耐えながら口を揃えたように仰ってたんですけど「WESTを見終わるまで死ねない」

 

ここで終わってなるものか! 

絶対に最後まで楽しみ尽くす!!

 

っていうファン側の気迫を1曲目からものすっごい感じました。

特に1日目の大阪を経験して、2日目の東京に挑んでいる方はより一層の気合いだったように思います。

大阪会場ではWESTの出番が13時と一番厳しい時間帯だったということもあって、それを経験して東京に乗り込んで来られた方々はもう確実に面構えが違う。猛者。

 

メンバーとファンが作り出す熱で会場が一体となったところで曲は次へ向かうのですが、次に来たのも流れを途切れさせない中毒曲。

 

 

ズンドコパラダイス

しげちゃんの「ジタバタ暴れてろ~!!」っていうかけ声で、振りが分かんない人も一気に仲間に加われた感じがあった。私もその一人。

自分自身が呆れるほどに振り覚え悪い私にとっては、踊れても踊れなくても思いっ切り楽しめるっていう環境はありがたい。

「踊れたら楽しいけれど、踊れなくても人に迷惑かけずに楽しめればオールオッケー!」っていう方針に救われる新規です。

 

WESTが大得意な賑やかでお祭り感を高める楽曲で、これもフェス定番になりつつある感じですね。

音源だけ聞いていると「フェスにこの楽曲??はて??」ってなってしまうんだけれど、WESTの生歌とバンドの生演奏だと成立してしまうんですよね。不思議。

別に演歌や歌謡曲って訳でも無いのに、そこはかとなく日本らしさみたいなニュアンスも混じっていて外国の方が聴いても面白い楽曲だったんじゃなかろうか。

 

しかしスタンド席から眺めていても、会場のほとんど全員がズンズンしているのは圧巻だったな~。

手がみょんみょん出てくる景色が面白くて、下手くそな振りでも全力で楽しめました!

 

ここまでWESTのお名刺のような2曲が続いたところで、さぁ3曲目。

一体何を持ってくるんだ!? と思ったら……。

※)ちなみに前日のセトリは薄目でしか観ていないので、なにやるかまるで分かってません。

 

 

WEST NIGHT

まだアクセル踏むんかい。

 

いやもう全開すぎッ、と思わず笑ってしまったほどのセトリの作り方と流れ。

盛り上がった会場の熱を一切逃さない仕様で思わず笑っちゃったのも仕方が無い。

ここでWEST NIGHTが来るのは正直予想外だった。

 

ここまでノンストップで客席も踊りまくり!

WESTの振りが難しいけど、気にしないっ!

テンションは上がる一方! ヤバTさんありがとう!

 

それにしてもサビの振り付けをWESTもスタジアムのお客さんも全員同じ振りで踊るところ圧巻でした。

スタンド席から観ていると手がいっぱい振られる。みょんみょん出てくる。

 

のんちゃんのパートで突然おしくらまんじゅうし始めたWESTに爆沸きだったのもこの曲は印象深い。私も思わず「かわいい!!」って叫んだ。

WESTって別段メンバー同士が過度にベタベタしてるって訳では無いけれど(何かのスイッチが入った時ののんちゃんを除く)、

ちょっとしたスキンシップを入れ込んでくるのが本当に上手いチームだなぁ~。

 

 

週刊うまくいく曜日

正直に言うと、この曲はさほど私の琴線には引っかかっていないタイプの楽曲だったんですけれど、

屋外、青空の下で体感する週刊うまくいく曜日やばかった~。

 

聴いている人に向けて歌っているというのは当然のことなんですけれど、

WESTってどうにも自分たちに向けて歌っている節っていうのがあって。

そんな彼らがサマソニの、それもZOZOマリンスタジアムという東京では最大の会場で

「はじめようぜ おいてかねえぜ 過去も未来も報われる毎日を」

と我らがセンターが歌い上げるのは胸にズドン! と来るものがありました。

 

しかしジャンプするの大変だった~!

しこたま楽しかったけど、大変だった~!!

この辺でクラッと来てしまった方、結構いらっしゃったんじゃなかろうか。

私は「ここでやり切らねば後悔する!」と思って思いっ切り跳んだんですけど、

さすがにWESTが水分補給するタイミングで慌てて水分補給。

画面に映し出されるしげちゃんの水を飲む時の横顔のラインの綺麗さね。

改めて骨格の綺麗な人だと実感。

 

たしかここでのんちゃんのマイクトラブルがあったらしいんですけど、

そんなこんなでテンションが完全に振り切れてしまっている私は気付かず。

「なんだかバタバタしている?」とは勘付きはしたんですけど、

あきとくんが「流星!」と呼んだ瞬間に流星くんがしれっと元の流れに戻していったのは流石のキャリアでしたね。そこに合わせてったバンドさんもさすがだった~。

※)しかし前日の大阪ではタイミングを間違えて「あ、間違えた」とストレートに言い放ち藤井流星を炸裂させていたとの報告が上がっているので、そこもまぁ~にんまりしてしまうところ。

 

 

しあわせの花

週刊うまくいく曜日と併せて、改めてサンボマスターさんと山口さんに感謝を。

個人的にはこの曲が一番フェスで化けた曲だと感じました。

 

「幸せよ この指に止まれ」

濵󠄀ちゃんもクラッと来てしまったと言っていた、あのサビの歌詞。

あの歌詞に併せてお客さんが全員人差し指を天に向かって高く掲げている様。

スタンド席からだからこそ周囲の景色がより一層よく見えたんですけれど、とにかくその光景が圧巻だった。

今もまだ脳裏に鮮明に焼き付いて離れていない。

 

WESTのファンでもファンじゃなくても、老いも若きも、男も女も、人種も、何もかんもがぜーんぶがフルフラットな状態で、全員が腕を高く掲げて「幸せよ この指に止まれ」ってしている光景。

なんだかこの瞬間にぼんやりと「あ、幸せってこういうことなのかも」って実感したら、涙がぼろぼろっと落ちて来まして。

しゃくり上げながらも腕をがんがん振るという経験をさせて頂きました。

 

 

サムシング・ニュー

これもフェスの定番曲なってきてるよなぁ~!

ヤバTさん→サンボさん→あいみょんさんと、それぞれ個性が強いアーティストさんからの提供されている各々のアーティストさんの色が強い楽曲を、それぞれWESTが自分たちのものにしているのが本当に凄い。

ここまで結構タイプの違った楽曲が組み込まれてきているのに、流れが全く途切れていないんですよね。

それは偏に彼らがしっかりと歌い熟しているからなんだろうなぁと。

 

サムシング・ニューで改めて思ったんですけど、やっぱり彼らの声が単純に良い。

歌声がパワータイプ集団なのでスタンド席の一番上までしっかり響くし、

 

なによりも彼らの声はバンドの演奏に負けないんですよ。

 

屋外だからこそ、そしてサムシング・ニューという比較的シンプルな楽曲だからこそ、その事実がより一層引き立っていて聴き応えがありました。

 

個人的に一番WESTの中でタイプが違うのが淳太くんだと思っているんですけど、淳太くんは声の通り方がとても綺麗なんだよなぁ。

パワータイプ集団の中に淳太くんがいることによって、強さだけじゃない柔らかなニュアンスが加わるのが素敵。

 

例のわんちゃんタイムで流星くんとしげちゃんが抜かれた時には、背後の巨大モニター割れるんじゃないかと思いましたね。

汗を滴らせながら、額をぶつけて吠える同期2人。

絵面美しすぎて画面割れるかと思った。

サマソニ公式にその写真が上がってますので是非!

 

www.summersonic.com

 

やっぱりジャニーズエンターテイメントレコードさんはこの手の瞬間は取り逃さないのよ……。流石。

 

 

ANS

ここでメンバー制作楽曲登場はアツくないかー!?

セトリ決める時に「ここでANS行こう」ってなったんでしょ。いやアツい。アツすぎ。

 

何より、ギター持った神ちゃんがきらっきらしてたなぁ~。

さすがメンバー全員が口を揃えて「神ちゃんが輝いている時は楽器弾いている時」って言うだけあるよね。

ジャス民は神ちゃんが大抵の楽器を弾きこなせるって事実は既知だけど、WESTのことをさほど知らない方々は大画面に映し出される演奏姿の神ちゃんに「おぉっ」っと驚いた様子だったのも印象的だった。

あとからチェックしたXでも神ちゃんの演奏に触れている方がいっぱいいらっしゃって、メンバーが楽器できるってこういう所でこういう効力が発揮されるのかぁ~としみじみ実感してしまった。

 

ライブツアーのPOWERでも実証されていたけれど、WESTはそれぞれが楽器を持って音を作り出せる人たちなので、いずれはフェスの舞台でも全員某かの楽器を持って1曲やってくれないかなぁという個人的な願望もある。

メンバーが半円を作ってお互いの顔を見合わせながら作り出す「音楽」がまたいいんですよね。

準備がめちゃくちゃ大変なのは分かるし、賑やかでパワフルなフェス向きじゃないのかもしれないけれど一度やってほしいなぁ~。

 

あとANSの歌詞の世界観がサマソニという大舞台で歌うWESTとリンクしている感じがとてもあって、過去の彼らがこの未来を見たとしたら一体どんな気持ちになるんだろう……って想いを馳せてしまった。

ここまで来てもまだ突き進んでいくぞ!! って言う力強さもあって、WESTの意思表示のような選曲だったように思う。

 

 

僕らの理由

僕らの理由はメッセージ性が強いし、会場全員で合唱できるパートもあるしで、ラストに持ってきても可笑しくはない楽曲だよなと思っていたので、まさかこのタイミングとは。

個人的には「おおっ」と思ったんですけど、ANSの歌詞がとても強い歌詞なのでその流れを汲んで来たのかなとも後になって思います。

 

あとこれはやっぱり触れざるを得ないんですけれど、この「僕らの理由」に関しては

 

声出し可能になった恩恵がでかすぎる。

 

ライブでも思ったんですけれど、やっぱりあの全員で歌うパートの一体感はぞくぞくと迫り上がってくるものがある。

私が初めて参加したWESTのライブは声出し可能になった直後だったと言うこともあって、まだ会場に若干戸惑いみたいなものも残っていたんですよね。

そこからまた皆で時間を重ねてきた上に、屋外という開放感がプラスされている訳で。

相乗効果の凄まじさよ。

 

汗だくで歌うWESTのメンバーそれぞれがめちゃくちゃ気持ちよさそうだったのが印象に強く残ってます。

サマソニという大舞台でのあの大合唱は、サマソニWESTにおいてのハイライトと言っても過言じゃないと思う。

そんでもってまった画面を使った演出が上手いんですよぉ……。

さっきまでメンバーの顔を邪魔しない位置に歌詞を置いていたのに「僕らの理由」に関してはメンバーの顔にドンッと歌詞が乗るような位置で置いてくるんですよ。

あれが一種のドキュメンタリーを観ているような感覚にさせられて、もう涙腺崩壊一直線でした。あの演出ずっるい。

 

ウエエエエってみっともなくグスグスしていたら、私が座っていたエリアに居たお姉様たちがあきとくんが言わなくなった「エビバディセイ!!!!!!!」を自分たちで言ってて、その発想があまりにも最高すぎて泣いてるのに噴き出して笑ってしまったのもめちゃくちゃ良い思い出です。

推しが言わないので自分たちで補完していくスタイル。

 

お客さんが「エビバディセイ!!!!!!!」って言う分にはある程度意味も通るので、これからこのコーレスが恒例化しないかしら……。

 

 

ムーンライト

やっぱりフェスで外せない1曲だろうこれは。

 

とは言え、あまりの暑さにWESTも客もへばってきている!!

っていう絶妙なタイミングで雲が太陽にかかり、一時的に涼しくなったお陰で全員びょんびょん跳んでました。

いやー、あまりにも最高のタイミングだった。

私もあまりの暑さでくらっと来たところだったんですけど、思いっ切り跳びました。

ここでやり切らずしていつやり切る!? 思い残すことがないようにやり切るッ!!

 

曲中にクラップが自然発生して、そこから一瞬にして会場に派生していったのも凄く印象的な出来事だったなぁ。

メンバーがクラップを煽った訳では無くて、観客のテンションが高まって発生したあの瞬間に会場内に満たされていたなんとも言えない幸福な高揚感。

あの瞬間は本当に月まで行ってしまえそうな心地だった。

 

それにしても、名だたるアーティストさんからの提供曲に加え、自主制作楽曲も取り入れることができるWESTの音楽性の幅とポテンシャル。こういう場所ではまざまざと感じますね。

どんなジャンルの楽曲でも、なんでもやってきたからこその圧倒的な強み。

アイドル性の高いキラキラとしたダンスナンバーからキャッチーで思わず笑ってしまうようなポップな楽曲、重低音で責め立ててくるようなEDMに汗の滴るごりごりのロック。

WESTには全部あるんですよ……。

私自身、ヘビメタからクラシック、EDMにロックとポップスと最近はヒップホップと聴く音楽の系統を一切憚らないタイプなので、WESTの一つのグループに全部詰まってるっていうのはこれまでの概念を崩されるような心地です。

 

 

証拠

今の「ジャニーズWEST」というグループの大きな骨組みの一つを形成している楽曲。

今の彼らが、この大舞台の最後に持ってくるならばこの曲しかない。

彼らが「第二のデビュー曲」と呼ぶほど大切にしている「証拠」

 

やっぱり証拠のハンドサインが青い空へと掲げられた瞬間は凄かった。

濵󠄀ちゃんの「手いっぱいある」っていうメトロックでの発言を思い出してしまう。

本当に手がいっぱいある。

みんなそれぞれ違うところから来て、違うものを見聞きして、違った人生を歩いてきた人たちが一斉に同じハンドサインを掲げる。

舞台上の彼らには、一体どんな景色に観ているんだろう。そんな途方もないことに想いを馳せずにはいられなかったなぁ。

 

最後の証拠ではあきとくんと濵󠄀ちゃんの抜群の安定感が光ってたのがすごく印象的。

彼らが一切揺らぐことなく主旋律を形成していくので、感情がどんなに高ぶろうとも全員が逸脱することがないパフォーマンスになるんですよね。

「歌が上手い」だけじゃどうすることも出来ないようなバランス感覚がWESTはグループ内で絶妙な塩梅で仕上がっていて、聴けば聴くほどハマって行きます。

 

あとやっぱり「証拠」は何度聴いても、その時の自分が置かれた環境や状況だったり、メンタル状況によって聞こえ方が全然違ってくる楽曲なのが凄いです。

何度でも違う曲のように聴かせてくれるWESTの力量。歌が上手いだけでは説明の付かない「何か」を持っているグループなんだとしみじみ感じます。

 

私にとってはこの楽曲こそがジャニーズWESTとの出会いだったので、この歌詞と曲をジャニーズWESTへと贈って下さった関係者全ての方に感謝しかない。

 

 

公演終了

もう終わり!?!?!?

 

ジャス民全員そう思った筈。エッ、もう終わり!? エッ早くない!?

たしかに時間の進み方が私の体感上、過去イチ秒でした。

本当に50分経ってる?? 本当に?? 嘘じゃない??

 

WESTもそれは同じようだったようで名残惜しそうに舞台上から捌けていったのが印象的だったなぁ。

濱ちゃんの突然始まってしまったイングリッシュ自己紹介が、パフォーマンスとの緩急が凄すぎて笑ってしまった。

あとさすがすぎたのはバンドメンバーへの拍手と共に、淳太くんが「この暑い中頑張ってくれているスタッフさんに、観に来てくれた皆さんに大きな拍手を!次はマカロニえんぴつ!」

 

仕事がパーフェクトすぎる。

 

観客も演者も、その場にいる全員のテンションが上がりきっている中、最後の最後までそこまで気が回るのがジャニーズWESTの最年長という事実が眩しい。誇らしい。

名残惜しさはありましたが、それを上回る満足感と充足感。

 

それに後から冷静になって考えてみたんですけど、あれ以上続けていたら現実問題として体調不良者続出してただろうな、と。

あの長さが演者も観客もスタッフも、限界スレスレの瀬戸際だったんだなとしみじみ思います。

会場から出てみたら、座り込んでしまっている子達が結構居たので……。

やっぱり夏コミと違って、屋外っていうのは凄まじいですね。

直射日光から逃げられる場所がとても限られているので、体力の削られ方が全然違う。

 

かくいう私も終わった直後にアルコール叩き込んだら結構足に来ました。危なかった。

早朝から起きて活動して空きっ腹、かるーい脱水もある状態でアルコールは危険極まり無かったです。多分、一部の方にとっては自殺行為かと。

 

遺伝子レベルで酒が強い事が立証されている人間(学生時代に実験の一環で解析済み)がその様な有様となったので、フェスでお酒を嗜まれる方は是非是非気を付けて下さい。

そんな無謀なことは誰もしないと思うけれど。

 

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でもカラカラの喉を通っていく流星くんカラーのカクテル最高に美味しかった〜!

 

 

はじめての一人フェス総括

いや普通に楽しかった。

 

フェスってこんなに楽しいものなんだ……。

WESTの出番が1発目ということもあり、WESTだけ観て帰るのは勿体ない! と思い「名前聞いたことある!」「曲はずっと聴いてる!」っていうアーティストさんを観に行けたのも良かった~。

やっぱりそのアーティストさんのライブのチケットを買う、というのはどうにも敷居が高いので。

ライトな気持ちで、興味のあるアーティストさんの音楽に触れられるのは凄く豊かな経験でした。

これもWESTを好きにならなかったらしなかった経験なのか~と思うと感慨深かったです。

 

フェスって陽気なパリピがはしゃいでいるイメージ(しぬほどド偏見で申し訳ない)だったんですけど、ジャンルを問わず「音楽」を楽しみに来ている人が大勢で尚且つ一人参加の人も多くてそれが私にとっては新しい発見でした。

やっぱり百聞は一見にしかずだなぁと痛感。

フェス飯も美味しくて楽しかったんですけど、幕張メッセの飲食会場がなんであんなに暗かったのかだけが謎。

 

そして後からゆっくりと「なんであんなにサマソニが楽しかったんだろう」と振り返ってみました。

WESTのライブツアーではグループで同じエリアに座るっていうのが実質不可能ですよね。家族5人で一緒にライブを観る! とか、仲良しの8人グループで一列を連番する! とか。

私が知らないだけで裏技チックなことがあるのかもしれないんですけれど、公式のやり方では「大勢で一緒に観る」っていうことは不可能。

 

でもそれがフェスではできちゃうんですよね、自由席なので。

 

実際、私の近くに座られたお姉様方も6人グループの大所帯でした。

皆で一緒に、同じパフォーマンスを体感する。お客さんが形成している大所帯グループの一つ一つの盛り上がりが会場全体に波及していって、特別感を出しているんじゃないかな、と。

だからあんなにも非日常的で、特別な浮遊感を得られるのではないかなと。

 

とは言えそれもこれも全部WESTの腕があってこそですけれども!!!

 

着実に力を付けて行っているグループだなぁと思います。

WESTがフェス荒しとなる日はそう遠くはないと思うし、来年のフェスも必ず行こうと引きこもりが決心するほどサマソニWESTが良かった。

 

 

頭にも冒述べたように私は夏が嫌いだ。

いくらジャニーズWESTに夏生まれが5人居ようとも、サマソニが今思い返してもにやけるほどに良くても、やっぱり私は夏が嫌い。だって暑いんだもん。

けれど今回の体験が、そんな私の鮮明できらきらした夏の数少ない思い出の一つとして確かに刻まれたことは大変に喜ばしい出来事だった。

まだまだ「初体験」があるというのは素直に嬉しい。

 

これから先もジャニーズWESTが一体私をどこに連れて行ってくれるのか。

それが今から楽しみでならない。

 

それにしても皆、あの地獄の釜ゆでみたいな暑さから無事生還おめでとうお疲れさまでした!!!!!!!

引きこもり二次元オタ、初めてジャニーズWESTのライブに一人参戦す。【ネタバレ有】

ジャニフェス動画で衝撃的な出会いを果たし、24時間(正確には20時間)でファンクラブ入会をキメてから早3ヶ月。

(当時の愉快な墜落劇の様子はこちら↓)

rencanola-f.hatenablog.com

 


ど新規もど新規で良いところな私にも平等に到来した、WESTの音楽に生で触れることができるこのチャンス。

 


ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER

 


しかしながら私はどうしても都合が付かない日程が多く、申し込める場所がかなり少なめ……。

この絞りに絞られたカッツカツの申し込みで果たして当選を掴めるのだろうかと不安に駆られつつも、新規アルバムの相次ぐ情報公開に沸き続けた当落待ち期間。

 

 

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↑こちらはあまりにも切羽詰まって当落日前日に行った写経

(後日友人から「お前が写経するなんてよっぽどだから心配した」と言われる)

 


そして来る当落報告日当日。

 


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!!!!!!!!!!!!!!

 


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でっかいどう!?!?!?!?

 


と言う訳でやって参りました。

申し込んだ会場の中では私の居住地域から一番遠かった北海道!!

 

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↑お土産買いに行く道中が雄大な景色だったので一枚

 

まさかコロナ禍以前ぶりの遠出がジャニーズWESTのツアーに参戦するための北海道旅行になるとは。

人生なにがあるかマジで分からん。

更には、私の周囲のリア友にはWESTのオタクはいないのでおひとりさま参戦。

 

どうしよう。シンプルに震える。

 

正直、当日になるまで楽しみより不安でしかなかったです。いや当日もすっごい不安だった!

当選してからはたと思い出したんですけど、私、そもそもが引きこもり二次元オタ。根っからのドオタク。

 

キラキラのジャニーズのライブを一人で浴びて、果たして生きて帰れるのか問題がここへ来て急浮上。

 

私にとっては正真正銘生まれて初めてのジャニーズのライブ。そもそも、音楽ライブなんて片手で数える程度しか行ったこと無い!

ショーやトーク要素の強いイベント(ネオロマのイベントとかね)や舞台観劇(主に2.5次元)の経験は多いんですけど、ペンラがんがん振って踊って叫んでなんていうライブはいつ以来なのか思い出せないくらい前。

 

色んな意味で光が強すぎて焼かれるかもしれない。

 

果たして一人で行っても大丈夫なんだろうか? 楽しめるんだろうか? まじでジュって焼かれたら誰が私の骨拾うの?

全くの初めてだからなんか下手こいて周囲の方にご迷惑をおかけするんじゃなかろうか?

踊るのだってド下手だし、声出しなんて久しぶりだし、そもそも一人だから出来るか分かんないし。

 

いや、それでもやっぱり彼らの音楽に生で触れてみたい!!

 

 

あまりにも不安と楽しみが入り交じりすぎたのか、ライブの一週間前くらいから「当日風邪を引いて行けなくなる」という悪夢を見るようになるほどでした。

楽しみにしていた海外旅行の寸前で、体調崩した上に緊急入院したせいで旅行自体がパァになったというトラウマが連日連夜蘇ってくる……。

 

そんな中で迎えた当日。

ちゃんと持ち込んだ体温計で体温が36度台なのを確認!

行ける! バッチリ! トラウマ打破!

 

 

でもめっっっっっちゃ不安。

 

 

 

 

なんかもうよくわかんない緊張でずっと吐きそう。

 

 

折角北海道に来ているのに、緊張すごすぎてまるでお腹が空かないんですよ。お前は観るだけでなんもしないのにな!

ライブが夜だったのでとにかく何か食べないと途中でガス欠起きる! ライブ中に具合悪くなるのは最悪!! って思って無理矢理に朝ご飯と昼ご飯を叩き込みました。

次の機会があればもうちょっと美味しく北海道のご飯を食べたい。

 

お土産もちゃんと買ったし、もう一回ホテルに戻って仕度を調えて

さて余裕をもって会場にいくぞ! と思ったのですが。

 

 

自分が深刻な方向音痴であることをつい忘れていました。いやあっちの道で行けると思ったんだ……。でもなんかよくわかんないデパートの中に迷い込んでしまって……。

よく前日、ホテルまできちんと1人で辿り着けたもんだと自分でも思います。

 

ちなみにこの私の深刻な方向音痴っぷりがライブ後に大爆発します。

 

 

そしていよいよ始まった、私にとって初めてのジャニーズのライブ。ジャニーズWESTのライブ。

 

 

【以下からネタバレあります。ご注意下さい。】

※)私がどうしても青色濃いめなので視界が偏りがちです。ご了承ください。どう考えても眼と脳があと6セット必要だった。

 

まず中山きんに君の諸注意から最高に面白い!!

WESTが横からちゃちゃ入れているのも可愛いし、きんに君が諸注意ほぼ読めてないのも面白いし!

あのコラボの時にこんなことまでして下さっていたんだ! とめちゃくちゃ嬉しいサプライズ。

ここの笑いでビリビリと身体を焼くような緊張がだいぶ解れた気がしました。嘔吐回避! ありがとうきんに君!!ヤー!!! 

 

しかし未だ「一人で声出しできるかなぁ?」って不安だった私。

そして始まったメンバー紹介映像。

 

えっっっっっっぐいくらい全員格好いい。

 

え、だってミクジュの紹介映像、あんなにかわいー感じだったじゃん。

いや確かに、会場のセットも格好よくごつめな感じではあるけれど、こんなゴリゴリで来るんですかWEST!?ひえっ。

 

そして満を持してのメンバー登場

 

 

声出たー! 

めっっっっちゃ声出たー!!

自分でもびっくりするくらい出たー!!!

何もかもがすんげー杞憂ー!!!!

 

いやだって目の前にホンモノがいるんですよ。

テレビやスマホの映像で観てた人たちが、目の前に居る。そこにいる。

なんかもう叫びながらも不思議な感覚に見舞われてました。

 

ジャニーズWESTって実在した。

 

そんな当たり前のことを噛み締めている間に、曲が始まって……。

それがまさか1曲目から「僕らの理由」でかっ飛ばしてくるなんて!!!

 

泣いた。(早すぎる)

 

いや泣くって。

恐ろしいことに今回頂いたお席がとても良くって、目視で歌っている彼らの表情まで全部観ることが出来たんですね。

 

1曲目からこちらがひりつくほどの熱量がぶつかってきて正直驚きました。

それくらい彼らの顔が、表情が真剣そのものだった。

「伝えたい!」という熱量と迫力が動画で見ていたそのまんま、いやそれ以上だった。

 

はっきり言ってしまうと彼らにとってこの公演はもう終盤戦も良いところで、正直「慣れ」のようなものが蔓延っていても仕方が無いと思うんです。

でもそんなの一切無かった。数十公演やってきたっていう慣れた感じが全く無かった。

それくらいプロとして当然! なのかもしれないですけれど、それって凄く凄く難しいことだと私は思うんですよね。刺激に慣れてしまう生き物なのが人間。

プロフェッショナルってきっとこういうことなんだろうなぁ。

 

僕らの理由が1曲目で度肝を抜かれた訳なんですけれど、後から考えてみれば良く練られているなぁとも思いました。

曲中にしっかりとしたコーレスがあるので、観客の声出し練習にもなっている。

声出していいんだよ! いっぱい声出して楽しんでな! って言うメッセージ代わりにもなっているなぁ~と。

お陰様で私も声出しの戸惑いみたいなのがこの1曲目で一気に吹き飛びました。

いやー、よく考えられている。

 

「ええじゃないか」がこの序盤で来たのも、私にとっては結構驚きでした。

あ、後半の〆辺りに来るんじゃ無いのか! と。

でもここで踊るのド下手くそな私も全力で振りやって楽しむことが出来ました。

 

なんかここで思い直したんですけど、全然振り下手くそでも全然出来て無くてもどーでもいいんですよね。

周囲のご迷惑にならない程度に本人が楽しんでいれば、振りが出来てるとか出来てないとかどーでもいいんだなって。

 

だってみんなWESTに夢中で私なんぞ見てる訳ないし!! あたりまえの話!!

 

なんかあれこれやらないと! ちゃんとやらないと! って気にしすぎだったなーって今では思います。

むちゃくちゃなフォームでもライブ中はだっれーーも気にしません。当然。だってお前なんて誰も見てないもん。

 

この辺ですっかりWESTのライブの空気感に慣れたんですけど、ここで「WEST NIGHT」が投入されて更にボルテージ上がったな~!

私のむちゃくちゃダンスも加速する。めっっっっっちゃたのしー!!!!

 

1人とか1人じゃないとか、マジどうてもいーくらいたのしー!!!

 

私の周囲は当然ながらことごとくお連れ様がいらっしゃってる方々ばかりだったんですけど(多分、1人参加は私だけだった)

 

曲始まっちゃえばそんなの関係ねぇ!!!

 

ノったもん勝ち!!!

神ちゃんのTikTok動画であらかじめ予習はしておいて良かったとは心底思いました。

少しでも振りが出来ると、楽しさの度合いが違う!!

あの手の振り付け動画、他の定番曲でも欲しいな~。ありがたかったな~。

 

そっから「週刊うまくいく曜日」でみんなで跳ねたのも楽しかった!

もうメンバーも会場もずーっとハイテンション!

あとこの辺でWESTの生歌の上手さと生演奏の豪華さに気付き始めました。

序盤はあまりにも興奮してしまって、曲をちゃんと聴くより「うわーーーーーーー!!! メンバーが動いてるーーーーーーー!!!!」っていう頭の悪い感動で占拠されてしまっていた。

よくよく考えればWEST NIGTHもあのテンポの歌詞を正確無慈悲に叩き込んでましたね。こわい。すごい。

 

生演奏生歌。

WESTが好きなジャス民にとってはもしかしたら当然のことなのかもしれないですけれど、他ジャンル歴が長い私はとても贅沢で豪勢なことだとしみじみ感じます。

私がいたジャンルだと生演奏なんて滅多にないことで、それがあるとキャストさんが言及するくらいのレアケースでした。

まぁでもそれって音楽ジャンルじゃないじゃん、と言われてしまえばそれでお終いなんですけれどね。

畑が違えば何もかんもが違うものだと痛感するばかりです。

他のジャニーズのライブもこんな感じなのかなぁ~? 凄いなぁ~。

 

ここから映像を挟み、空気感が全く違うものに。

 

暗く落とされた照明の中、始まったのがスタンドマイクでの「Rewind it Back」

 

全員えっちい(IQ5の感想)

 

いやさっきまで「週刊うまくいく曜日」でロックで跳ねてましたやん。

みんなできゃっきゃやってましたやん。

 

ここがWESTの怖いポイントですよね。

 

曲の幅が広すぎて、その手の繋ぎ映像挟めば何しても良いと思ってる。その通りだが。

 

これもまた凄まじく有り難いことに、私の席から流星くん近かったんですよ……。

ゼログラビティもしっかり目視で拝むことが出来たんですよ。

なんならその時の表情も見えるくらいで……。

 

5曲目にして既に死期を感じている。

 

ほわーってなってしまっている状態の私に襲いかかる更なる衝撃「Mood」

 

鬼ほどダンベルを縦で振り回した。

 

周囲の方のご迷惑にならんように気を付けましたが、これは発狂せざるを得ない。

曲自体が好きなのもあるんですけど、バッチバチに踊るWESTめちゃくちゃ格好いい!!

そして炎特効めちゃくちゃ熱い!!!

あんな中を踊って歌うなんて正気の沙汰じゃない。特殊な訓練受けたプロ集団過ぎる。

のんちゃんの汗が尋常じゃなかったのを今もしっかり記憶してます。

 

そんでもって「Moodガチャ」と呼ばれているらしい件のラストなんですが。

 

重岡大毅が観客を本気で殴りに来よりました。

 

しばらく客席のどよめき止まらんかったし私も「ほひええええ」って情けない声出た。

たぶん、いや十中八九、会場のしげちゃん担当の方はここで失神した。それくらい凄かった。よく知ってるいつもの「しげちゃん」じゃなかった。

 

がっと唇を拭う仕草。獲物を射貫くような瞳の鋭さ。

全く見たことの無い、男・重岡大毅の表情。

 

いやー、えぇもんみたー。寿命伸びたんか縮んだんか分からんけどええもんみたー。

雄み凄すぎて「しげちゃん」なんて呼べる感じじゃなかった、あれ。

今も「しげちゃん」って呼ぶことに若干の戸惑いを覚えるレベルです。

 

どよめきを引き摺ったまま愉快な映像が始まり、よく知っている前奏と共に映像に友近さんが登場。

お馴染みの口上の後に始まったのはご存知「膝銀座」

 

神ちゃんの動きが非常にやばい。

 

ぬるぬる動く。こわいくらいの真顔でぬるぬる動く。その動きがあんまりにも面白すぎる!!

ありがたい事にぬるぬる動く神ちゃんを間近で見ることができました。

アレ絶対、真剣に観客を笑わせに来ている。

 

膝銀座が生演奏なのも非常に豪勢で笑ってしまった。いやほんとお洒落な曲ではあるんですけれどね! 歌詞がね! 歌詞が!!

こういう所も一切手を抜かないところがWESTらしくて凄くいいなって思います。

 

そんでもって私がこのライブで一番驚いたと言っても良いくらいの「アンノウン」が始まる訳ですが。

 

私が見ていた位置が、丁度彼らから見て斜め後ろの位置だったんですね。

正面ではなかったんですけれど、寧ろこういう位置からパフォーマンスを観る機会って中々滅多に無い、というかライブでしか味わうことが出来ないので、いやなんと贅沢なと思った矢先に

 

流星くんがサックス!?!?!?

 

会場も「えぇ!?」ってびっくりしている。そしてピンと来た。

流星くんが某かに挑戦しているという話! これか!! と。

でも本当に驚きました。ビックサプライズ。

 

だってはっきり言って、そんなのやる必要性どこにありますか?

 

やらなくったって成立するんですよ。しちゃうんですよ。

もちろん、それは一緒にバリトンサックスを吹いてた淳太くんにも言えること。

 

そもそも二人ともあんなにも忙しい身の上。練習時間だって取るのが大変な筈なのに。

普通の生活を送っている私ですら、新しいことにチャレンジするのは億劫で面倒で大変なのに。

 

なんでそんなに頑張ってくれるんだろうか、って考えたときにきっとそこには「観に来てくれたお客さんを喜ばせたい」っていうとても純粋な思いがあるんだろうなって感じました。

もちろん生き馬の目を抜くような業界ですから、常に進化して新しいことに取り組まなくちゃならないっていうのが彼らの宿命でもあるんですけど。

それでもこんなに真摯に色んな姿をファンに見せようとしてくれるのは、彼らの誠実さなんじゃないかと思います。

 

流星くんのサックスを吹くシルエット。斜め後ろの絶妙なアングル。会場に響き亘る真っ直ぐで伸びやかな音。

 

その何もかもが美しすぎました。めっちゃ泣いた。

泣いたけど、この姿だけは絶対に覚えていようと必死になって目と脳に焼き付けました。

私にとって、この先に訪れるであろうしんどい時のお守りになる光景でした。

(ちなみに淳太くんは悔しいことに私の居るエリアからは逆サイドだったのでよく見えなかったんですよね映像はよ欲しい

 

あとアンノウンのWESTの声がめちゃくちゃ柔くて綺麗だった〜。平均年齢30歳に突入した大人なグループならではの色香が漂ってて、めちゃくちゃロックグラス煽りたくなりました。

あのジャニーズWESTでディナーショーとかどうですかね??? WESTの曲には無性に酒精を煽りたくなる曲が結構あるので映えるとおもうんだよなぁ~。

 

そこからまた曲調がガラッと変わって「Strike a blow」「サムシング・ニュー」と続く訳なんですけれど。

どちらの曲も凄い良かった……。特に「Strike a blow」はほんと、フェスでも聴きたいな~。多分響き方がまた違うんだろうなぁ~!

先ほどまで柔らかくて綺麗だったWESTの声が神ちゃんのギターサウンドに合せて一変したのも凄かった。

曲に合せて全員が声の質を変えることが出来る希有なグループなだと改めて思います。

 

あと忘れちゃいけないのがガスの演出!! 運の良いことに私の視線の延長線上ジャストにしげちゃんと流星くんが立ってくれたんです!

それだけでも眼福だったんですけど、しげちゃんが唐突にガスを流星くんに向けてぶっ放しまして。

まぁそれを受けて黙っている流星くんではない訳で。

意地と意地のぶつかり合い。悪く言えばガキとガキ。

本来客席に向けるべきガスをお互いに向けてやり合うという同期のじゃれ合い喧嘩を生で摂取できて大いに沸きました……。

個人的にはここから更に沸くポイントがありまして、しげちゃんとのガス掛け合いが一段落して客席に向けてガスを放つところでも、向きを間違えて自分に向けてガスをぶっ放し「うおっ」ってなっている藤井流星があまりにこちらの期待通りの藤井流星で最高でした。

私は君のそういうところがめちゃくちゃにすき。

 

そうして「サムシング・ニュー」では目の前に流星くんが来たんですけれど、こっちは向かずに背中で。またそのスポットライト下での逆光になった背中があまりにも美しくて。

こちらを向かない君があまりに美しい。もうあのシルエットにめちゃくちゃに感動してしまった。

 

だってこんな背中アングル、絶対にライブでしか堪能できない!

 

あー私、WESTのライブを生で観てるんだーって益々実感した一時でした。

あとスポットライトって本当に眩しいものなんですね。目が眩んだ~。

あの目映さを一身に浴びて受け止めている7人は凄いなと改めて痛感するばかりです。

 

ここから映像を挟んでユニット曲の1発目。

まさかの1発目から「エゴと一途」

 

私が居たのは濵󠄀ちゃんブロックだったんですけれど、ブロックごとにペンラの色がバチッと揃ってたの凄かったし綺麗な光景でした。さすがジャス民さんだな~!

あとやっぱり間近で観てたので濵󠄀ちゃんのパフォーマンス!! 声!! 色気!!

 

ファンサの丁寧さもさることながら、一つ一つの所作が帝王と呼ばれる所以ここにありって感じで「これはライブでファンになる人の気持ち分かる」って生唾呑み込みました。

濵󠄀ちゃんの色気って暴力的なんでほんとギャップ凄すぎてコロっといってしまう。

 

あと演出が天才。

幕を落とした上にはシャンデリアが輝いているって誰が考えたのよ……。天才。

赤の幕が色味としてかなり利いてて鮮明に覚えているんですけれど、あとから他の方のツイートで濵󠄀ちゃんが「あなたのこと独り占めする夢見てる」で幕を首に巻き付け、狂気じみた表情をしていたというレポを読んで、ほわぁ……と頭抱えてしまいました。

個人的には凄くしっくりきました。なるほど、だから赤か。

そんな風に色んな想像を巡らせてしまうことが出来る演出って凄いな。

 

そこからステージが切り替わって「真っ直ぐ」に。

音源でも驚きましたが、二人のアカペラから始まるこの曲。WESTの中でも高音域を綺麗に発することができる二人だからこその出だし。

音源聴いたからこそ、ライブでこの曲聴くのがとっても楽しみだったんですけど。

 

いやぁ、良かった。(月並みの感想)

 

これはTwitterでも言ったんですけど、正直なところ個人的には曲の世界観にあまり同調できないタイプの人間でして(私にとって別れの曲はいつだってCoccoのカウントダウン)

だからこそ音源聴いた時も神ちゃんとあきとくんの声の美しさに感動すれど、いややっぱこの主人公とは分かり合えんなぁ~っていう意見へ冷静に帰着してたんですけれども。

 

ライブでは気付いたら泣いてた。

 

曲の解釈と分かり合えんなぁ~、って思っている人間でも捻じ伏せてしまうような圧倒的実力を感じました。

言葉悪いですけれど、暴力的な綺麗さだった。今、反芻しても二人の声が鼓膜の奥で反響しているような気がする。

 

このまま次のユニット曲に行くのかな? って思ったら、ここでまたパチン! と世界観が入れ替わる。

 

「ハルカナレ」「Big Shot」「Mixed juice」

ダンサブルなナンバーが休憩なしでダーッ!! と一気に雪崩れ込んできた!!

特にこの3曲で個人的に「おぉ!」っと思ったのがMixed juice

まさか前アルバムのリード曲もやってくれるだなんて!! 

しかも濵󠄀ちゃんのシャウト今日もすごい!!!

円盤で観てた通りいやそれ以上!!!

 

あと歌って踊るWESTを後ろから観賞することができたのもライブならではな特典で最高でした。

この斜め後ろの画角からずっと観賞できる機会なんてまぁないので、全員の動きを舐めるように見ていました。

あー、この時後ろでもちゃんと踊ってんのか~! とか結構新しい発見があって面白かったなぁ~!

 

中でも、確かBig Shot(ミクジュかな??)では淳太くんとしげちゃんがフォーメーション移動の最中に衝突しそうになり(観てる側が若干ヒヤッとするような交錯ではあった)

淳太くんが物凄く驚きながらもびょんっとウサギよろしく跳ねてしげちゃんを回避するシーンも印象的だったなぁ。

曲終わりに淳太くんがしげちゃんどつきに行ってたのも同じく印象的。

 

そこからMCへ。

しげちゃんとぶつかりそうになった淳太くんが「今日のしげどうした!? 元気すぎ!」みたいな事いってた。

確かにその後も北海道知識をひけらかしてメンバーに「どーだどーだ!」って胸張ってるしげちゃん5歳児めっちゃ元気だった。あ、あの、一応確認したいんですけど数十分前の「Mood」と同一人物ですかね??

 

流星くんの保安検査場話も最高だった。この一連の事件をくふくふ笑いながらしげちゃんが観察してたこと含めて最高。

 

『ダーツの矢、入ってませんか』

『は……いってませんねぇ???』

「結局なんだったん?」

「歯ブラシ」

「歯ブラシ!?!?」

 

会場中の頭の中が「歯ブラシ!?!?」ってなったあの一瞬を私は永遠に忘れない。

WESTが動くとなんかしらのハプニングが巻き起こるのスター性でしかないなぁ。

神ちゃんが厚着もこもこであきとくんに「マフィアのドン」と然り気無く呼ばれてたのも可愛かった~。

淳太くんが別便でマネさんと一緒に来た時の「変なマネさん」エピも秀逸。飲みかけペットボトル大中小が鞄から出てくるのはさすがWESTのマネさん過ぎる。変。

 

会話に変な切れ目がなくずーっときゃっきゃしながら話しているWESTが、いつもYouTubeやファンクラブ動画で観ているまんまのWESTで感動したし、単純にMCめちゃくちゃ笑った。この辺で私は変な緊張を完全忘却しました。ありがとうWEST。

 

みんなそれぞれ話しつつ、しっかり水分補給したりしながら次の準備へ。

 

用意された7つの椅子に腰掛けたWEST。数秒の沈黙の後に、颯爽と立ち上がる一人の男。

 

「やっぱ欲しいか!!!!!!!」(大声)

 

そんなのんちゃんに「誰も何も言ってへん」とメンバーから総ツッコミが入るものの、会場からの「欲しい!」の声。

その途端、すんごく悪い顔になった末っ子。

 

「俺の、欲しい?」

 

その時の、のんちゃんの声色と表情。

コンマ一秒で全てを察した会場のジャス民。

 

「ほし~い!!♡」

 

いや、その悪ノリが天才。

この時の一致団結感が凄かった。目には目を、歯には歯を、悪ノリには悪ノリを。

ファンの洒落が利きまくってて最高のコーレスでした。

こののんちゃんとファンの悪ノリはしばらく続くのですが、後ろであきとくんがクソでか大声で永遠に笑ってるのも良かったし、向かいで流星くんが死んだ魚の目をして椅子にくったり座っているのも良かった。

 

そんでもって濵󠄀ちゃんがシレッと始めてしまう「似てないふたり」

あんまりにもしれっと始まってしまったので、会場のどよめきと笑いが止まらず。

あんな状態でも正確に歌う濵󠄀ちゃんに白々しく続いていくのんちゃんの不貞不貞しさ! 

 

更に会場の笑い止まらず!

 

でもこんだけみんなでゲラゲラ笑ってたのに、のんちゃんのパートが終わる辺りでゆっくりとWESTが作り出すアコースティックでやさしい世界観に取り込まれて行きました。

 

振り幅がすごいなんて話では無い。

 

さっきまでの悪ノリでゲラゲラ笑ってたことを忘れる位に、すんなりと曲の柔い世界観に落とし込まれました。

むしろ直前までみんなでげらげら笑ってたからこそ、より一層似てない二人の世界観が染み渡ったというか。

パキッと空気が変わると言うより、ゆっくりと染料が布に広がっていくかのようにスムーズにWESTが観客を引き込んでいった様は圧巻でした。

こう言うところで滲む、経験に裏打ちされた実力がWESTはすごい。

 

メンバーのみんながそれぞれに楽器持っているのスッゴく良かったー!!

ミクジュでは持ってないメンバーもいたんですけれど、やっぱり全員が何かしら楽器を持って一つの「音楽」を作ってる様がとっても素敵。

素人考えでも準備がめちゃくちゃ大変だと思うので贅沢言えないんですけど、個人的にはアコースティックコーナーもっと観たいなぁ〜って思っちゃいます。

それくらい、WESTが奏でるやさしくてじんわりとした体温のある音楽が好きだな。

 

あとここのパートでよく覚えているのは、じんわりとした曲終わりに、のんちゃんがすっくと立ち上がって

 

「みんなシェイカーやり過ぎだから! そんな振ってないから! かわいくて笑ってしまうからやめて!!

 

なんの臆面もなく会話の流れの一環としてファンに「かわいい」とすんなり言えてしまう圧倒的末っ子属性・小瀧望の恐ろしさよ。

 

あんまりにも何気ない流れだったのでうっかりしたら聞き逃すレベル。それくらいほんとシレーっと流れてった。シレーっと可愛いが向こう側に流れていった。

 

恐ろしい子!!

 

この後「もうイジってますやん!!」ってのんちゃんがぷんすぷんすしながら指差した先にあったうちわが「よっ、NICEシェイカー」だったと言うのもあまりに秀逸すぎる流れ。

ジャス民さんのセンスが逐一良すぎる。最高。

 

そして主にのんちゃんがギャンギャンしている間にいつの間にかスタンドマイク(座って使う用)をごそごそ持ってきて、準備しつつもスタンドマイクで会話に加わる流星くん。

ここでもめっちゃ藤井流星くんが藤井流星くんだった。マイペースの権化。

流星くんの全く形振り構ってないスタイルにみんなが一斉に笑っちゃったのも可愛かったな〜!

ここで自然にしげちゃんと流星くんの二人に場が引き継がれて「ぼくらしく」が始まる訳なんですけれど。

 

流星くんがギター!?!?!?

 

しげちゃんがギター弾くんかなって思ってたんですけど流星くん!? またここでもサプライズ!? そもそも流星くんってギター弾けたの!? えっ、何!? 絵画かな??

混乱する我が脳内を余所に、そこにしげちゃんのブルースハープが乗っかり二人の声が重なって……。

 

熱い。

 

熱量の凄さ。もうこの一言に尽きる。

この時間だけは「二人の路上ライブにようこそ」状態だった。

「アイドル」の二人がこういうアプローチからパフォーマンスしてくれるのもほんと素敵ですよね。

この「ぼくらしく」だけではなく、他にも路上ライブチックな楽曲があることがWESTの多面性を物語ってて私は凄く好きです。

 

最後に音を切る瞬間、しげちゃんの演奏をじいっと食い入るように見つめてた流星くんの瞳の美しさたるや。

流星くんの瞳ってなんであんなキランキランに輝くんですかね? 明確に他の人より光の取り込み量が多い。あのキランキランの正体を私は知りたい。

 

あと個人的にはしげちゃんが曲を始める際に「同期の曲です」と照れ臭そうに曲紹介をしたのがとても印象的でした。

しげちゃんってそういう「特別な関係性」みたいなものをメンバー間にさほど持ち込まないタイプなのかな〜ってなんとなく思い込んでたので「あ、やっぱしげちゃんの中にもちゃんと意識があるんだ」ってなんか当たり前のことを感じ直してしまった。

この業界での「同期」って私たちがよく言う会社の同期とか学生時代の同期とはまた1つ違った、特別なニュアンスがこっそりと含まれているような感じがして私は好きです。

 

ここでちょっとシリアスめな映像を挟んで、次に来たのが「イキテヤレ」

 

歌詞がWESTの精神そのものなんじゃないかと思ってしまうほどの曲なんですけれど、まさかその曲にラインストーンがきらきらと輝いてドレープの美しい真っ白な揃いの「THE・ジャニーズ」な衣装で来るとは!!

 

このライブで観た中でも金がかかっている衣装上位!!(ここは完全に私の所感)

 

あのラインストーンは一個一個が手縫いだろうし、あの綺麗なドレープ作るのすんごく大変。下手するとドレープが手縫いの可能性ある。こわい。あと7人の身長差があるのに、それぞれの丈感をバチッと揃えてある。採寸どうなっているんや。

っていうかそもそも論、これを7着も揃えられる伝手!! ルート!!

思わず「ッカー!!!!!!!」って喉が鳴ってしまった。

もしかしたら長年のジャニオタの方から見れば「そこまでか……?」っていう感じなのかもですが、他界隈からやってきたばかりの身の上なので非常にセンセーショナルでした。

 

札束のPOWERを感じる。

 

ここまで触れてなかったですけどセットにも札束のPOWERがしっかり見えて良かったです。

ただ派手さで言えば前回のミクジュが分かり易く「派手」だったのでそれと比較したらちょっと見劣りするかなぁと後から思いました。ライブ中はそんなの冷静に考えている余裕ゼロだったけどね!!

 

衣装に関してだと、私はWESTの衣装班のセンスがめちゃくちゃに好きで、中でも「全員デザインも素材も柄も違うものを着ているのに並ぶと何故か統一感がある」っていう演出をさせたら右に出るものなしだと思っているんですよ。

なので例えばPOWERのMV衣装のように、違うデザインだけどちゃんと「ナナコイチ」に見えるお衣装でここも来るのかなぁ~なんて思ってたところがあったんですね。

Mixed juiceあたりの赤衣装のような感じで。(あれめっちゃすき。アクスタになんないかな……)

 

そこを統一デザインで勝負してくるとは。

 

でも後から振り返ったら曲の流れ的に「たしかにここは統一デザインだ……」って唸ったんですよね。

「イキテヤレ」「Guilty」

どちらも歌詞のメッセージ性が強くて、1曲としての重量がかなり重め。

だからこそここは敢えてメンバーの個性を排するような、統一デザインで来たのかなと。

個人的にWESTのバラバラデザインがめちゃくちゃ好きなんですけれど、ここのパートではそれがちょっと邪魔になってしまうような気がしたんです。

 

でもこのお衣装のまま「パロディ」突入したのはびっくりしたんですけどね!

 

まさか「イキテヤレ」→「Guilty」→「パロディ」とは。予想できるかこんなん。

でもパロディの所にもっと重量感のある曲入れちゃったら、会場の熱が落ち着いてしまう可能性ありますよね。この辺で置かれたカンフル剤のようなパロディが利いているよな~。

メンバー同士のちょっとしたコンタクトがあって、ほっと一心地着くような可愛らしい曲で和まされたところで。

 

突然脱ぎ捨てられる、札束のPOWERをひしひしと感じる衣装。

 

あ、これ早着替え用。あ、だから統一デザイン! なーるほど理に適ってる!

なんて思う間も無く、出てきたお衣装にビックリ。

 

だれが予想できるかこんなん。(本日数回目)

 

THE・ジャニーズのキラキラアイドル衣装の下にエアロビエクササイズ衣装を仕込むのは流石にWESTだけなのではないだろうか。

そうして唐突に始まったエクササイズタイム。一斉に振り上げられるダンベル型ペンラ。怒濤の勢いで流れていくWESTの楽曲の中でもハイテンションの部類に位置している楽曲たち。

 

客席から客席を観てても画があまりに愉快すぎる。

 

ダンベルペンラだったからこのコーナーが生まれたのか、このコーナーがあったからダンベルペンラが生まれたのか。卵が先か、鶏が先か。

とにかく存分に今回のペンライトが生きたコーナーでしたね。客席の一体感凄まじかった!

 

それから「お前、どこ観てんだよ」って話になるかもしれないんですけれど、お衣装がぴったりとしている分だけ全員身体のラインががっつり出ているのも印象的で。

そんでもってやっぱ下から煽って見ている訳で、ほっそりとした足とか腰の位置の高さとか、主に下半身に眼が行ってしまう訳なんですよ。

だから自然と眼に入って来てしまって、思ったことなんですけど。

 

しげちゃんと流星くんの尻うっっっっす。

※)私の前に偶然後ろ向きで立ったのがまたもやこの2人だったので観察の餌食になりました。

 

どついたら飛んで行ってしまうんじゃないかと思えるほどの尻の薄さ。ご飯食べてるか。大丈夫か。その尻で飛行機移動とか車移動とかできるんか。大丈夫か。

あんまりにも線が細かったので「尻うっす」「足ほっそ」っていうセクハラまがいの感想で頭の中が占拠されてしまったごめんなさい。でも観察したことへの後悔はない。

特にしげちゃんに関しては身体の厚みも想像以上に薄くてビックリした。

あんな薄い身体から人を捲き込んでいく力のある物凄いエネルギーが発散されているの凄すぎる。

 

いつも観ているWESTubeを会場限定でやってくれたのも嬉しかったなぁ~!!

会場が「わぁ! WESTubeだぁ!」って浮き足だった感じが伝わってきた。

私が見た内容は「制限時間内にかき氷器で雪だるまを作ろう!」だったんですけれど、最終的になんだか哀しい生き物を錬成したWESTにゲラゲラ笑ってしまった。

未だにあの雪だるまのビジュアルが脳裏に焼き付いている。

 

WESTubeで笑って和んだところで、会場に響いてきたのはバンドサウンド

「愛情至上主義」これもやってくれるとは思っていなかったナンバー。

ステージから発されるメンバーの熱気がとにかく凄くて、呑み込まれないようにこっちもいっぱい声出したな~!

 

この辺で私は持ってたうちわを再びかなぐり捨てた。

※)実はええじゃないか付近でも1回捨ててる。

 

うちわ持っている場合じゃねぇ! 邪魔だ!! ってなってペンラ振るのに全力投球しました。すんごく楽しかった~!

 

そっからメンバーがぎゅっと一塊になる「しあわせの花」

濵󠄀ちゃんがラジオでも触れていてくれてたんですけれど「しあわせよ この指とまれ」であきとくんとしげちゃんの指にとまるのがメンバーっていうの。しみじみとエモーショナルですよね……。

なにがエモーショナルさに拍車を掛けてるって本人たちも「エモいな」「照れくさいな」と思いつつも、毎回あのフリをやってくれるというところ!!

ぎゅっと一塊になって笑い合ってるWESTがだいすきすぎる。

10年後も20年後も30年後も40年後も、このライブで観た光景のように全員が指先にとまって笑っているグループであってくれたらいいなぁ~。

あとこの曲はあきとくんの声のパワフルさが生きますね。第一声、絶対にとちることが出来ないところをバチっと安定的に押さえてくるところが本当に凄い。

 

しあわせの花が終わると、周囲の人たちがスッと腕を上げ始めたんですよ。

ミリしらの状態で立っている私はここで「え?」と思うわけです。

まさかそのポージングって……。えっ、いやでもまさか。このパフォーマンスはさすがに見られないと思っていたのに。

 

ぞわぞわと私の背筋を這い上がってくる興奮を、脳天まで響き亘らせた決定的な一言がしげちゃんの口から発せられた訳です。

 

「みんな、分かってんな」

 

ジャニフェスの動画でこの曲をパフォーマンスするジャニーズWESTを観て「なんじゃこりゃあ」と宇宙創成ビッグバンばりの衝撃を受けてから半年。

私にとってはジャニーズWESTを知っていく切っ掛けとなった曲なので、やっぱりどうしてもこの曲は私にとっての「特別」で。

早半年、まだ半年。だからまさかこんなにも早いタイミングで生歌を聴けるだなんて夢にも思っていませんでした。

 

「証拠」

 

涙って落ちる時に本当にぼたぼたって音がするんですね。

未だにジャニフェスの動画を観ても、MVの動画を観ても、音源を聴いてもじんわりと涙ぐんでしまうような曲なので、生パフォーマンスの引力に抗うなんてどだい無理な話で。

 

なんかもう、いっそ徹底的に彼らに叩き潰されたような心地でした。

 

ひたすらやさしい曲なんですよね。凄くやさしくて力強くて、どんなときに聴いてもこちらの背中をちゃんと押してくれる曲。それを歌い熟すWESTの表情、声、視線、体温の高さ。

私の小さな私室の小さなスマホの画面の中に居た彼ら。

 

それが今、目の前のステージで歌ってくれている。

 

「感動」というありふれた言葉で要約してしまうのが非常に口惜しいですが、それ以上に適切な言葉が私の中で見つからないです。

今すぐに走り出してしまいたいような衝動と立ちすくんで一切動けなくなってしまうほどの震えと。そんな二律背反の感情が身体の中でぶつかってぐちゃぐちゃになってしまったせいで涙が止まらない。

崩れ落ちる寸前まで行きましたが、彼らを最後まできちんと目に焼き付けないと!! という最後の理性でなんとかどうにか次の曲まで生き残りました。えらかった。

 

そして最後は「POWER」

まさか表題曲を最後に持ってくるとは~!!

みんなが笑顔全開でリラックスした表情をしてはいるけれど、ビリビリと観客の肌を震わせるほどの熱量は相変わらず!

そしてやっぱり何と言ってもここでも歌唱力の安定感がすごい。

ここまでであからさまに「おや?」と違和感を覚える箇所が1個もなかったんですよ。

音源より生歌。そう言われるグループの真髄をいかんなく見せつけられました。

そんでもってこんな最終盤に来ても、最初と変わらない安定感とエネルギー量を一緒にぶつけてくる事が出来るの凄いです。崩れ知らず。

やはり伊達に10周年を目前に控えたグループではないな、と感じ入ってしまいます。

 

アンコールは「We are WEST!!!!!!!」「ムーンライト」「むちゃくちゃなフォーム」

We are WEST!!!!!!!はみんなでコーレス出来る楽しみがあり、ムーンライトでは一緒に跳ねることのできる楽しみがあり、むちゃくちゃなフォームでは一緒に歌うことのできる楽しみがある。

めちゃくちゃバランスが取れているアンコールですよねぇ。後から考えて「やっぱ練られんなぁ~!」って唸ってしまいました。

 

特に「むちゃくちゃなフォーム」ではしげちゃんと表情がまた何とも言えず良くって……。

観客だけで一節歌った箇所があったのですが、その時のしげちゃんの嬉しそうなんだけど照れくさそうでもあり、それでいてなんだか泣き出してしまいそうな顔で。

何千人という人に、自分の作った曲を歌って貰うって一体どういう気持ちになるんだろう。

そんな風に想いを馳せずには居られませんでした。

そんでもってしげちゃんを取り巻く周りのメンバーの表情もとっても良かったんだよなぁ~。誇らしそうで悦ばしそうで。

なんかWESTを観ていると、あの関係性って純粋に憧れますね。

大人になってしまうとあそこまでの関係性の「他人」というのは作るのも維持するのも中々に難しくなってしまうので。

ジャニーズWESTって「こういう人生であったならいいな」っていう人としての憧れを詰め込んだようなグループに私の目からは見えます。

 

 

そうして無事にライブ終了

 

終了したところで放心状態でした。

最後の挨拶で流星くんが何か凄く良いこと言ってくれてたような気がしたんですけど、もうなんか怒濤の激流で魂抜けちゃってるような状態だったんで「りゅうせいくんがしゃべってるー」っていう感覚しか残りませんでした。ごめん流星くん。

 

私が行った公演からは規制退場も撤廃されていたようで、椅子に座って一心地する余地もなくスタッフの方から「すみやかに出て下さい」と指示が入りました。

驚くほどにバッタバタで出たので、きっと忘れ物とかした人いっぱい居るだろうな~。

放心してましたがなんとか自分の荷物を掻き集めて外に出ました。

 

しかし外に出たところで前後不覚。

 

なんかもう一回で浴びた情報量が膨大すぎて、自分の中での処理が追っつかないんですよ。

こういうとき同行者がいれば相手とお喋りなりなんなりして、色んなことを発散させることが出来ると思うんですがいかんせんおひとりさま。

1人で黙々と歩くしか無い!!

 

そうして1人黙々と歩いた結果がこれです。

 

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ライブ直後に約1時間ウォーキングした女がここに居ます。(ちなみにこの日の歩数計は約3万歩でした。あほか)

美味しいもの宝庫な北海道で痩せて帰ってきました。消費カロリーが摂取カロリーを圧倒的に上回る。

 

先にも述べたように私は元が方向音痴なのですがその方向感覚が狂いに狂ってこのような事に

ここまで方向音痴が爆発したのはオーストリアで乗る電車間違えてうっかり国境越えそうになった時以来だな。

 

でもこうして身体を思いっきり動かした時間があったから、何とか自分の中でこのライブを噛み砕くことができたかなぁ~とも思います。

スムーズにホテルへ帰ってたら、堪えきれずに室内で1人発狂してた可能性ある。それくらいに供給された刺激が強かった。

 

北海道の夜道を泣きながら歩いて帰ったのも良い思い出になりました。

完全に不審者丸出しだったけど通報されなくてヨカッタ!!

 

 

色んな心配事があったのですが、終わってみれば1人参加でも全く問題は無かったです。

これから1人で行こうとしている方には全力で「大丈夫だよ!!」と言ってあげたい。

WESTの音楽を堪能できてめちゃくちゃ楽しかったし、良かったし、忘れられない経験と体験がいっぱいできました。

初めてのジャニーズのライブがジャニーズWESTで良かったな! そんな風に思えるライブツアーでした。

 

でもやっぱ、欲言えば、帰り道に感想を話し合える同好の友がいるのいいなァ!!!(大の字)

 

 

次のライブツアー参戦できる事になったら私、どんだけ歩くことになるんだろうか。

ひとまず次の参戦がサマソニとなるので体力と共に脚力も鍛え上げておこうと思っています。

レーニングがんばるぞー!!

メトロック全編観ました報告

やることいっぱいあったんですけど我慢ならずに観てしまった。

 

星の雨 初回B版収録

「METROCK 2022 OSAKA-LIVE & Documentary-」

 

を視聴しました。

CD特典なのでライブの一部切り取りとかなのかなぁとか勝手に思っていたんですが、

 

 

全部入ってました。最初から最後まで。

 

なんならリハも出番直後の軽いインタビューまでも入ってました。

 

 

未だに私はこれで定価2200円という事実を信じていません。

なんなら私の場合、割引が利いて1980円で買ったんですよ。

 

なんで?

 

意味分かんないですよね? 割引? 

既にお得なのに更にお得に買えちゃう? 

いや、なんで??

 

運営は計算できているのだろうか?

採算取れてます? 本当に? 

 

そんな疑問符がいくつも浮かび上がってしまう件のCDがこちらです。

現在もタワレコで購入可能です。

 

tower.jp

 

そんでもってカップリング曲の「Crazy about you」も狂おしい程にイイんですけど、

それも話していたら一向に本題に入れないので今回は割愛。

 

 

※)ここから先はネタバレを過分に含みます。未視聴の方はご注意下さいませ。

 

 

 

リハーサル風景

 

円盤を再生すると本編は「アンジョーヤリーナ」のBGMをバックに、リハーサルの風景から始まっていく。

 

2021年のメトロックに初招待されていたものの、メトロック自体が中止になったことにより出演が夢と消えてしまったこと。

それを2021年のリハーサル映像を交えながら振り返るメンバー。

7人が7人とも、今回実施される2022年のメトロックに並々ならぬ感情を持っていることが画面からもひしひしと伝わってくるインタビューの数々。

 

笑顔で楽しみつつも、どこか緊張感のあるリハーサル風景が続く。

全員が「絶対にぶちかましてやる!」と目をギラつかせているのが凄い。

7人全員が1つの方向だけを向いて、そこに全力で直走ることができるのがWESTの強みなんだと改めて再確認させられる。

 

現場リハではあいにくの雨。

にも拘わらず、全員が「明日は晴れます!」と断言して笑い飛ばすところがWESTらしい。

のんちゃんの「デビュー会見、曇天だったグループですよ。成長しますって!」の言葉の力強さ。

 

そんでもって本番マジで晴らすっていうね!

 

さすがですよ。WESTの言霊。

待ってましたとばかりのぎっらぎらの晴天。

お天気と共にメンバーのテンションがぐんっと上がっていく様子が手に取るように伝わってくる。

それと同時に皆の緊張がぐんっと上がっていくのも伝わってくる。

 

ここを起点にして全てを変えてみせる

 

メンバーの一言一句にそんな覚悟が見え隠れしているような気がしてしまう。

実際にここがWESTのターニングポイントの1つとなっているのもまた味わい深い。

 

そしてしげちゃんの気合い入れ。

しげちゃんの発破でメンバーのギアがガツン! と何段階も上がっていく。

彼が他6人から「うちのセンター」と何の躊躇いもなく呼ばれる所以はきっとここにあるんだと感じた。

 

そして出番直前、メンバー間に興奮と緊張が入り乱れる中で彼は高らかに宣う。

 

「何があっても俺たちは1つ」

 

ジャス民の皆さんならば、彼が発したこの言葉の重みなどもはや説明不要だろう。

 

 

ええじゃないか

 

名刺代わりの1発目。

ジャニーズWESTといえばこれ。代名詞。

WESTのことをよく知らない人でも一度は聞いたことのあるデビュー曲。

それをフェスという大舞台でド派手にぶちかます

リハドキュメンタリー見た後でこれは泣く。

 

っていうか「ええじゃないか」で泣く日が来るなんて、こちとら想定外なんですけど!!

 

去年の私に聞かせたら真顔で「情緒大丈夫か」ってなる。間違いない。

でもみんなが笑顔で楽しんでデビュー曲を歌っているという事実だけで飯が非常にうめぇ。

 

選曲としてもポップな曲調で観客の心をぐいっと引き込むにはバッチリ。

しげちゃん風に言うと「つかみはバッチリやぞ!」

ただ細かい振り付けやアクロバットをさらっと入れてくるところなんかは流石ジャニーズと思わされる。

 

 

ズンドコパラダイス

 

しげちゃんが「奥の方まで置いてかないからな!」と叫びながら、

きちんとフリ講座をしてくれるお陰で観客のフリがばちっと揃う。

円盤で見ていると「ここに居るの、実は全員ジャス民なのでは?」と思ってしまうほどの揃いっぷり。

その後にあきとくんが「みんなで!」「もう一回!」と細かい指示をささっと入れてくれるのもさすが。

お陰で本当に「奥の方まで置いていかれない」尚且つ「初見でも置いていかれない」仕様になっている。

 

この2曲目で元気でポップ、陽気で快活なWESTのイメージを更に拡大させてくれる。

あーそうそう、WESTって言ったらこれですよね! という安心感。

定食屋で豚の生姜焼き頼む感じ。絶対にハズレのない抜群の安心安定感。

 

しかし「WESTと言えばこれ!」という1色のイメージしかない人たちにとって、

次の選曲は中々にセンセーショナルだったに違いない。

 

 

Anything Goes

 

これが生歌で出来るというWESTの強みよ!

まさにWESTの地力を見せつけるような1曲。

 

音感はもちろんのこと、リズム感と個々のセンスも必要とされる1曲。

下手打ってしまうと、思いっ切りかっこ悪く聞こえてしまう曲であることに間違いない。

ただし成功すれば観客の心はがっつり掴まれるのも間違いない。

ここの3曲目にフェス勝負曲とも言えるような楽曲を放り込んでくる所あたりが、

メンバーの気合いと気迫が並々ならぬものであるということがありありと示されている。

 

なんの誤魔化しもできないこの曲を真っ向からぶつけてくるその胆力。

きっとここまでのライブでそれを身に着け、磨いてきたからこそ自信を持って打ち出しているっていうのが伝わる。

彼らのパフォーマンスが一朝一夕ではなく、きちんとした「経験」に裏打ちされているからこそ、観客も頭真っ白にして何の遠慮もなく縦ノリが出来る。

 

 

Big Shot!!

 

掴んだ観客の心を離さぬまま、お次はWESTのアイドル性が溢れる曲へ。

踊る!歌う!でもブレない!

やっぱりこのお兄ちゃんたちジャニーズや……と真正面から叩き付けてくる1曲。

こんなに躍動感があるのに、どうして声がブレてないのか。

どうして本番で音源以上のものが飛び出してくるのか。

これが本当にWESTの不思議なところ。

 

あとしげちゃんの溢れ出る週刊少年ジャンプの主人公感って何なんでしょうね。

メンバー全員が絶対的な信頼を置く「センター」である理由がこの1曲で垣間見える。

観客のテンションもメンバーのテンションもどんどん上げていくのが分かる。

 

弾けるようなメンバーの笑顔とダンス、それを支える安定感ある歌唱。

もっともっと楽しませるぜ! と言わんばかりに観客のボルテージを上げに上げていく様はお見事としか言い様がない。

 

 

Mixed Juice

 

濵󠄀ちゃんの冒頭シャウトで会場が若干どよめいている。

え、まじ? こんななの? という動揺が伝わってくる。わかる。その気持ち分かる。

 

Anything Goesと似た傾向の楽曲で、失敗すれば物凄く格好が付かない1曲だと個人的には思う。

楽曲内での自由度が高い分、アドリブの仕方を1つでも誤ったら立て直しが利かない。

そんな中で音楽を縦横無尽に楽しむメンバーの姿は圧巻。

細かいポップな振り付けが入りつつも、外して欲しくない音は絶対に外さない。

この匙加減がWESTは本当に絶妙。

この辺が「音源より生歌」と言われる理由にも繋がっているのかも。

 

縦一列から1人1人が左右に割れていって、最後が最年少のダブルピースでしめる所なんかはWESTらしさがめちゃくちゃ出ていて大好きなところ。

サビのフリ、可愛いけどこれ地味に難しいやつだよね。ダンス感覚ゼロの私には分かるんだ……。

 

 

そして次の曲行く前に流星くんが叫ぶ

 

「メトロックサイコー!

バンドもサイコー!

みんなもサイコー!

俺らもサイコー!

 

観客、スタッフを鼓舞するだけなくメンバーをも臆面無く鼓舞する。

こういうところで「あーWESTだなぁ」って感じ入ってしまう。

メンバー7人を何より大切にしていることがふと感じられる瞬間が私はとても好き。

 

 

サムシング・ニュー

 

僕らが望んでいた景色全部は

今日という日の為にあったのだ!

 

あのあいみょんさん、この日のために曲を下ろしてくれたんですか?

ウエディングソングであるということは知っているけれど、

そう思わずには居られないほどに「今この瞬間」のWESTの感情とリンクしている歌詞。

この舞台に立てた喜びが全員大爆発している。

 

そんな中でも感情をコントロールして完璧なビブラートを置いていく神ちゃん

聴衆の感情を煽り立てていくように歌うけれど一切外さない濵󠄀ちゃん

最初と最後、緊張してしまいがちなシーンでもばっちりと余韻を残す肝の太さを見せつけるのんちゃん

1つ1つ上げていくとキリが無いほどのベストアクト。

屋外で響き亘るサムシング・ニュー、めっっっっちゃいい。

 

 

この後濵󠄀ちゃんの「手いっぱいある」発言や

あきとくんの「屋台の人も聞いてってー!」発言や

流星くんの「6曲の息の上がり方ちゃう」発言なんかに繋がるのですが、

何と言っても中間大先生が「連れてきてくれてありがとうね」

 

こちらこそですよ!!!!!!

 

こんな景色を観させてくれてありがとうございます、でしかない。

 

 

間違っちゃいない。

 

メンバーが手放しで絶賛するしげちゃん作詞作曲の楽曲たち。

その中でもこの「間違っちゃいない。」のお噂はかねがねで、私はこのメトロックBlu-rayが初視聴。

感想を一言で言うと 衝撃

 

キラキラとしたアイドル性なんていうものはこの曲には一切ない。

ただ悩んで、苦しんで、ぶつかって、迷って、それでも諦めず人生を謳歌し賛美する。

そんな「人間」の姿が余すところなく投影されている。

夢物語なんかとは程遠い現実を生きる人間の感情が緻密に描写されているのは見事でしかない。

リアリティのある人間臭さと、そこに介在している清廉に生きようとする人間らしい泥臭さ。

 

失礼を承知で言う。

これ本当にしげちゃんが作ったんか

 

「ファンが絶賛する」という図式はなんとなく分かる。

こう言っては難だが私を含め、ファンはどうしても「盲目」になりがちだ。推しの欲目という力には抗いがたい魔力がある。

しかししげちゃん作詞作曲の楽曲はファンのみならず、一番の身内であるメンバーまでもが手放しで絶賛し、賞賛する。

その理由が、この瞬間まで私はまだ見つけ切れていなかった。

重岡大毅」という才能の真髄をこのパフォーマンスでまざまざと見せつけられて愕然としてしまった。

 

ここで濵󠄀ちゃんが間違っちゃうのもチャーミング!

しげちゃんが人の話を聞かないのもチャーミング!

 

そしてのんちゃんにより後半戦の狼煙が上がる。

「みんなが誰のファンでここに来たかもどうでもいいです。この瞬間だけは僕たちと1つになって盛り上がっていきましょう。いい?」

こんなこと言われて心を掴まれない観客などいないだろう。

 

 

アンジョーヤリーナ

 

この楽曲って何から何まで丸ごとWESTだなぁって思っちゃうんですよね。

明るい晴れやかなタッチの楽曲。だけど歌詞は現実とひたむきに向き合う人間の歌。

話が逸れますが、この歳になってくると「自分の人生って大体こんなもんだな」って人生に見切りが付いてくるんですね。

これ以下にはなるかもしれないけれど、これ以上のことはもう起きないだろうという諦観。

まさに日々の、と言うよりも人生のルーティンワーク。

 

『それは間違いじゃないよ、大丈夫。俺たちが居るよ』

って高らかに空の下で歌う7人の強烈な目映さ。

 

晴天とこの曲とWESTはダメですって。演出が最高過ぎる。全てが揃ってる。

この映像を観ていると「この7人に付いていこう! きっと良いことある!」って気持ちに自然とさせられてしまう。

がんがん腕を振る観客の気持ちがめちゃくちゃ分かる。

 

そして何と言っても、間奏の神ちゃん見せ場で自然と神ちゃんのところに集まって円陣作ってしまうところ。

ケツを客席に向けようがお構いなし。

「うちの神山すごくない?」「神~、愛してるぜ」

こういう台詞が臆面無くサラッと飛び出すところが、このグループを好きになった理由の一つなんだと思う。

 

 

週刊うまくいく曜日

 

あきとくんセンターの出だしから、あきとくんとしげちゃんの高音域のハーモニー。

ここでまた曲の雰囲気がガラッと一気に切り替わる。

 

初見の人でも一発でサンボさんの提供だと分かるテイスト。

それにWEST自身の色がバチッと載っている。

楽曲との相性がすこぶるいい。

もっというとWESTとサンボさんを掛け合わせようと思ったこと自体が表彰もの。

他のアーティストさんからの提供曲もそうなんですけれど、本当に素晴らしい楽曲を数多く提供して頂いてますよね。しみじみしちゃう。

 

観客と一緒になって跳ねて飛んで腕振って手叩いてってするWESTが、ずっと横一列。

それもステージから落ちるなよ!? と思うほどの端っこギリギリで前のめりで全員笑顔。

こんなの長年のジャス民さんは泣いちゃうでしょ……。

 

個人的には今回は「瞬間うまくいかない淳太」にならなくてよかったな、と思いますしのんちゃんの振り付けを会場全員でやるの最高に楽しそうで羨ましくなりました。

ダンス神経は切れているけれど、私も会場で踊りたかったー!

 

 

僕らの理由

 

畳みかけてきよる。

 

今掴んだ観客のその心、絶対離さないぞって畳みかけてくる。円盤組にも畳みかけてくる。

ここで僕らの理由をぶち込んでくるところ辺り「もう絶対にお前らを逃すつもりはないぞ」っていうWESTの気迫を感じてしまう。

 

汗だくぼろぼろ髪の毛ボッサボサ。

想いを伝えたいという欲求に前のめりで忠実であるからこその必死さと迷いのなさ。

確かに「アイドル」らしくはない。既存の「アイドル」という枠組みにはきっと彼らのこのスタイルは当てはまらない。

でも「アイドル」にこのスタイルがあったっていいじゃん。最高じゃん。

 

格好良く踊るグループも、歌が上手いグループも、この世には溢れかえるほどある。

けれどジャニーズWESTほど想いを伝える力に秀でたグループは滅多にお目にかかれないだろう。

伝えたい、届けたい。

大の大人がそうやってなりふり構わず必死に願って祈って足掻くから、会場に居る全員の心が釘付けになる。

 

メンバーが会場のあちこちを指差す。特に、あきとくんが会場の後ろの方を指差す横姿。

あの一瞬のシーンにWESTの「誰一人置いていかない」という精神が刻みつけられている。

 

 

ムーンライト

 

ダメ押し

 

これを現場で見せられたらやられてしまう自信しかない。

 

音楽を楽しむメンバーの姿。

音を楽しむ。本当に子供のように純粋に、純心に音楽している。

その音楽をメンバーであるしげちゃんが作ったと言う事実。

それを奏でることができる喜びがメンバーの一人一人から溢れかえっている。

ファンの欲目なのかもしれないけれど、このメトロックに関してはこの曲がベストアクトだと言い切れる。そりゃYouTubeにも載る。

 

観客の腕振りが前から後ろまで訓練されてんのかって思うほど揃っている。

会場全体を掻っ攫って、オーディエンスを完全に味方に付けた瞬間だと言っていい。

この景色を舞台上から眺めるのはさぞかし壮観で鳥肌モノだっただろう。

 

曲が終わった瞬間、倒れ込むしげちゃんと思わず顔を掌で覆う濵󠄀ちゃん。

特にしげちゃんは俯いたまましばらく立つことができない。

最近の番組で「この曲を屋外でやりたかった」と言っていたので、もしかして色んなものを噛み締めていた時間だったのかとか想いを馳せると更にぐっと来てしまう。

 

あとよ~く見ると、淳太くんは床に足付けたままピコピコ跳ねている時があるの愛しいですね。

 

 

そしてここから神ちゃんの名演説。

 

「アイドルに胸張って生きてます」

 

色んな事を言われただろうし、色んな事を聞いただろうし、色んな事を言ってきたんだろう。

この一言を発するまでの彼らの道のりや覚悟なんて、ド新規の私には到底察することができないしその意味を真に理解することは出来ない。

ただ、胸を張って「アイドル」している彼らの活躍をこれから先も観ていきたい。

そう痛烈に思った一言だった。

 

 

証拠

 

デビュー曲で始まり、第二のデビュー曲で締める。

これはもう今のWESTにとってはこの上ないセトリ。

 

この曲の中でメンバーが向かい合って歌うところ本当に好きなんだけど、

メンバー全員が本当に本当に良い顔をして向かい合って歌ってて……。

それにWESTってメンバーの顔見ながら歌うと、更に音が良くなるんですよね。なんなんですかねこの現象。

 

そりゃテンション爆上がりしてあきとくんもポカしますって。

それを皆でカバーし合って、なんなら会場の観客の皆さんが手拍子でカバーして、ラストまで持っていく。

あぁ、いいなぁ。このチームいいなぁってじんわり胸の中に広がっていく。

このチームに出会えて良かったなぁ。

 

最後にしげちゃんが会場に感謝を伝えると共に「メンバーもありがとう!」

その瞬間、間を開けることなく全員が「ありがとう!」と返す。

WESTは折々でこういう素敵な関係性が「見せつける」でなく、ぽろっと自然と零れ落ちていくのが凄いなって思う。

 

誰よりも何よりもメンバーを信頼して尊重して、尊敬している。

だからこそ彼らはここまで辿り着けたのかもしれない。

 

 

終了直後バックステージ

 

メンバー全員が「やりきった!」「出し切った!」っていう顔をしているのが本当に喜ばしい。

しげちゃんが笑顔が止まらないし、濵󠄀ちゃんは終わった直後でもちょけるし、神ちゃんも興奮状態だし、いつも冷静な淳太くんが冷静さを欠いているし、のんちゃんも熱が覚めやらぬままだし、あきとくんもいつもより口が回っているし、流星くんに至っては放心して言葉らしい言葉が紡げてない。

 

自分たちのファンに向けてここでも「連れてきてくれてありがとう」という言葉を口にするWEST。

そんなこと言われたら来年も連れて行きたくなってしまうでしょう!

っていうか連れて行ってください!

人生初フェスをWESTで飾ってみたいッ!

 

最後の最後は濵󠄀田師匠の一本締めで綺麗に2022年のメトロックは完結。

でもまだまだこれからだぞっていう片鱗を沢山見せつけられた。

これからWESTはフェス常連になっていきそうな余韻が随所に残る、そんな特典映像でした。

 

 

……やっぱりこれ、CDの特典映像なのバグなのでは?

 

 

tower.jp

 

まだタワレコで買えちゃうという事実が信じられないので最後にもう一回貼っちゃう。

間違いなく今がチャンスですよ皆さん!!

 

 

ジャニーズWESTに24時間で沼落ち完了記録

生きているだけで人間には予想もしないことが多々起きる。

この2022年、私が一番予想できなかった出来事。

 

人生初めてジャニーズにハマった。

 

去年の私にその事実を聞かせたら、

「お前は何を言っているんだ」とまず間違いなく己の正気を疑う。

 

と、いうのも私はずーーーーーーーーーーっと二次元畑でオタ活をしていた人間で、

ジャニーズはアウトオブ眼中。

なんなら己の人生にジャニーズは関わることはないと思っていた類いの人間である。

そんな女が、ある日突然ジャニーズにハマったのである。

 

そう。

 

Snow Manに!

 

 

えっ、タイトル……。と思ったそこのあなた。

その感覚でオッケーです。大丈夫です。

 

私が今年5月にジャニーズのファンクラブに初めて入会したのはSnow Manだったんです。

このグループへのハマり方も我ながら面白いものがあったんですが、

えっらい長くなるので今回は割愛。

 

とにかく人生で初めてハマったジャニーズ、Snow Man

Snow Manが関わる映像は出来る限りチェックしていて、

その日も完全なるSnow Man目当てで動画を観ていました。

 

私が観ていたのはこちら。

 

www.youtube.com

 

去年開催されたジャニフェスのダイジェスト。

 

頭から全部観ていて、

色んなグループのパフォーマンスを楽しんでいるとお目当てのSnow Manが!

 

やっぱりグラドルかっこいー!

お衣装みんな似合ってるー!

さいこー!

 

とテンション上がりながら動画を眺めていたらあっという間に出番は終わり、

はー!よかったぁ!と噛み締めていると動画は次のグループへ。

 

 

ドンっと引き込まれるような声の渦

急に聞こえてきたベースの重低音

スポットライトに照らし出された7人組

 

 

それが私とジャニーズWESTの邂逅でした。

 

 

こんなにも 笑って いや 泣いて

忙しなく叫ぶ キミの心は

頑張っている 証拠だよ

 

良い意味でジャニーズらしくない音楽性

思いも寄らなかったメンバーの歌唱力

 

なにより

 

「届け!!!」

 

と観ているこちら側を貫いてくるパフォーマンス能力

 

彼らの出番を見終わった時、

勝手にぼろぼろ涙が流れていました。

 

歌っていたのは「証拠」と言う楽曲。

この楽曲は2020年に発売されていて、

彼らにとっては第二のデビュー曲とも言えるほど大事な楽曲だったと知ることになるのはもっと後の方なんですが、

とにもかくにも。

 

雷が落ちるってこういうことなんだ。

 

こんなパフォーマンスをする集団がジャニーズに居たという衝撃。

頭の中は興奮と混乱でぐっちゃぐちゃ。

でもその時の私に一つ言い切れるのは

 

このグループのこともっと知りたい!!

 

という強烈な欲求に駆られているということ。

オタク、興味を持ったことには一気にのめり込みがち。

 

ただここで大問題が発生。

 

 

コンテンツが多すぎて何から観て良いか分からん!!

 

 

Snow Manは下積みは長いけれど、まだデビューして2年。

コンテンツを追うのは結構容易だった。

その上、私の友人が先んじてスノ担だったので、

そいつの指導も入りながら順調に効率良くコンテンツを吸収していけた。

 

しかしジャニーズWESTはデビューして8周年を迎えているグループ。

世に放たれているコンテンツは膨大すぎるし、

それについて周囲に詳しい友人もいない……。

 

もうなにがなんやらわからん。

 

そりゃ話す言葉も全部ひらがなになる。

 

 

そんな私が泣きついた先がついったらんどだった。

 

 

お願い、助けてついったらんどの有識者

 

そんな迷える、というか迷ってしかいないド新規にお声かけ下さった方のおすすめで

次の動画に出会う。

 

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「僕らの理由」「つばさ」

 

先の「証拠」と併せて、

正直どちらも思いっ切りアイドルらしくない曲である。

泥臭く、尚かつ人の心に真っ直ぐ訴えかけてくるこの2曲。

 

また泣いたのはもはや言う迄も無い。

 

 

ここまで来ると夢中である。

もっと知りたい。もっともっと沢山彼らの音楽に触れてみたい!!

そうして観たのがこの2曲。

 

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ブルームーン「しらんけど」

 

 

いやあの 落差

 

 

 

 

ツイートを見て既におわかりかと思いますが、

この女、完全にWESTの術中である。

 

 

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「ムーンライト」「オレとオマエと時々チェイサー」

ここまでを立て続けに観賞して確信する。

 

好き!!!!

 

 

勢いよく最新シングル全形態購入

 

ちなみにここまで来るのにTwitter助けを求めてから約2時間半しか経ってない。

自分の「好き」という気持ちに貪欲で忠実であるという自覚はあれど、さすがに驚きのスピード感。

 

最新シングル買ったところでようやく寝たのですが、

それから起き抜けに私は無意識で面白いほどあからさまな布石を打つ。

 

 

ぱっと見は冷たい印象を受けるほどの美形。

メンバーの中で楽しそうに笑っている時の顔が印象的でつい調べたら、

 

あなたがこーじの友達の!!

っていうか妹さんたち知っている!!

持ってるエピソード強い!!

 

ていう立て続けの感動を与えてくれた 藤井流星くん

 

この方にあと7時間ほどで狩られることになるとは、

この時の私は全く気付いていない。

 

 

本当に沢山たっくさん、先輩ジャス民さんたちからプレゼンを頂いていたので

この日はいーっぱい動画見ました。

 

そこで感じたのは

 

 

今も心から思っているんですが、

ジャニーズWESTがグループの雰囲気として持っている 「実家に帰ってきた感」 って何なんでしょうね。

グループがいつでも、どんな人にでも「おかえり!」って出迎えてくれそうな親近感。

それがやっぱりすっごい素敵だなって思うんですよ。

 

 

そりゃ最新ライブBlu-rayも全形態予約しますて

 

家にBlu-ray届くのを楽しみにしながら、

再び動画を漁りまくっていると見つけたんですよ、これを

 

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「カメレオン」

リリックビデオの方は既に教えて頂いていたのですが、

ライブで歌っているバージョンを目にするのは初めてでした。

そして

 

ドン!!!!!

 

 

 

いやほんと頭の中で音が鳴ったんですよ。

 

 

 

 

最後、語彙が死ぬほどの興奮していますね。

好きなものに熱中するタイプのオタク。

もうここまで来ると いったれ! 一択。

 

 

 

 

24時間で沼落ち完了

 

なんなら24時間かからずに沼落ち完了

(今、数えてみたら出会い→ファンクラブ入るまでの流れは約20時間でした。爆速)

 

 

 

 

いやほんとめっっっちゃ楽しいです、今。

誇大表現ではなく。

 

ジャニーズWESTはデビューしてから月日が経っているので、

観るもの聴くもの知ることが本当に山ほどあるんですよ。

毎日新鮮な驚きと出会いがいっぱいでうれしいし、尚且つ

 

ジャス民の皆さんがめちゃくちゃに優しい

 

色んなこと教えて下さる先輩ジャス民さんたちがとにかく優しい

「ジャス民のファンなんです」って仰ってた先輩ジャス民さんの気持ちが

めちゃくちゃよく分かります。

元は他担のド新規が悲鳴上げながら、ジタバタ暴れ回っているのを優しく見守って下さるその度量。

 

ファン傾向はアーティストの性質に似通っていると聞きかじったことありますが、

まさにそれ。

本当に器が大きな方ばかりなので、その器に甘えて遠慮なく悲鳴を上げている次第です。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

そんでもってジャニーズWESTに伝えたい。

 

君たちに出会って、私が見ている世界は

めちゃくちゃ大きく変わったよ!

 

ちょっとどころの騒ぎじゃ無いよ!って。

 

 

ド新規は今日も大忙しですありがとうございます!